酔いどれ天使 ☆☆☆☆
「酔いどれ天使」
監督 黒澤明
公開 1948年4月27日
【ストーリー】
酔いどれの町医者真田のもとへ鉄砲玉に撃たれたヤクザの松永が診察に来る。
最初は反発心の強い松永に真田は嫌悪し感情的になっていたが、
ある日、酔いつぶれた松永がレントゲンを持ってくる。
肺には重度の結核の影が。
真田は松永に酒をやめないと命が危ないと警告し、最初は松永も言いつけを守ろうとするが、兄貴分の岡田が出所したことを契機に、また生活は荒れていく。
吐血した松永が真田の病院へ送られると、そこで看護師をしている女性がかつて親分の女であった事実が明るみになってしまう。
松永は彼女を守ろうと組に殴り込みに行くが帰らぬ人となる。
真田は松永の死を哀れ悲しむが
女学生の病気が完治した報告を受けると、
一縷の希望を見出し賑わう闇市に消えていった。
【感想】
三船敏郎のカッコよさたるや!!
壮絶なまでの端正な顔立ちです!
この時は年齢28歳。
もうギラギラオーラがすごい。。。
僕にはあと10年しても このオーラを身に着けられる自信はない。。。
お芝居も終始目が離せません。
病状に侵されていく悲壮感、
親分とペンキまみれになりながらナイフで刺し合う緊迫感。
すべてが常軌を逸している姿に感動しました。
準主役ながら、それ以上の存在感です!!
作品を2倍にも3倍にも面白くしている俳優のお芝居を観ると、
優という仕事に感動します!!
なかなか話を要約するのに苦労しますが、
ぼちぼち続けていきます!!
もう少し見やすく工夫していきたいなぁ。
そちらもお勉強。